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どんちのひとり言

本名どぜう、通称どんち。 どんちとどんちをとりまくゆかいな仲間たちのお話です。

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愛の形

今年はじめに亡くなった友人の100ヶ日法要に参列させていただきました。場所は浅草、東本願寺です。彼女のご主人とはほとんど面識もなかったので、お葬式後、ご連絡差し上げていいものか迷ったのですが、四十九日も済んだので、お墓の場所を教えてもらおうとご連絡してみたのです。そうしたらお墓は今建てているところで、納骨もまだとのこと。そして、この納骨を兼ねた100ヶ日法要に参列させていただくことになったのです。


有名な東本願寺

ご主人は、彼女が愛した浅草に眠らせてやりたいと、ここにお墓を建てたそうです。ご主人の深い愛を感じました。いろんなことにとらわれずに、故人の好きだった場所にお墓を建てる。とっても素敵です。それにこうした都会であれば、みんなが気軽にお参りできるもんね。お墓自体は小ぢんまりしていますが、ちゃんと土の上に建っているし、ゆっくり休めそうな場所でした。 その後、彼女とご主人の思い出のお店でお食事。証券取引所の近くです。


有名なお店らしく、かつては小津安二郎監督も常連だったとか。渡辺淳一の失楽園の舞台にもなったお店だそうです。おいしいお椀をいただきながら、ご主人と彼女がこのお店に来たエピソードなどもうかがうことが出来ました。そしてこの日、あらためて私が感じたのは、人と付き合うときには、常にその人の一面しか見ていないことを忘れてはいけないということ。私の知っている彼女、ご主人の知っている彼女は同じだけど、同じではありません。
彼女は亡くなる直前、自分は先に食べちゃったからと言って、いつも残業で遅くなったご主人に一人分の夕食を出していたそうです。ご主人は、「今思うときっともう食欲もなくて、一緒に食べられなかったのだろうと、亡くなってから改めて気づいた」とおっしゃっていました。


風情があって粋な店構え

あなたがそんなに我慢強く、人に弱みを見せない人だったなんて。いつも明るくて、悩みなんか全然ないように見えていたのに。私が知っているあなたはほんの一面に過ぎなかったんですね。うまく言えないけど、亡くなったあとにこんなにあなたのことをいろいろ知ることができるなんて、自分が不甲斐ないです。 私の知らないあなたのお友達ともいろいろお話できたよ。またあなたに一歩近づいたみたいな気がします。気づいてあげられなかったつらさ、悲しさ、本当にごめんなさい。


あなたの好きだったお店のうなぎ、ほんとうにおいしかったよ。


あなたに会えて本当に良かった。この気持ちはどんどん膨らんでいきます。
きっとこれからも・・・・・

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| かあさんのひとり言 | 00:55 | comments:7 | trackbacks:0 | TOP↑

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